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あなたの街の住まいの匠

村上 茂真 さん(福岡県北九州市八幡西区)




「住まいの匠をPick Up!」第1回目となる今回は、福岡県北九州市八幡西区にある株式会社オーナーズホームの代表取締役、村上茂真さんをご紹介いたします。

これまで、数多くの住まいを建ててこられた村上さんは、お髭が似合う、ダンディーな社長さんです。とても落ち着きがあり、こちらの質問をしっかり聴いたうえで、的確な答えをわかりやすく説明してくれました。

インタビュアー:かぁさトン


村上 茂真さん


 
株式会社オーナーズ・ホーム
http://www.zome.biz

福岡県北九州市八幡西区下畑町13番7号
TEL:093(618)5717  FAX:093(618)7687
E-mail:
info@zome.biz

 
住まいづくりとは、お客様の「生活そのもの」をつくること。
 
かぁさトン:
お忙しい中、取材をお受け下さってありがとうございます。
よろしくお願いします。
村上さん:
いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。
かぁさトン:
では早速本題に。まず、これまで数多くの住まいづくりにかかわってこられたわけですが、そのお仕事の中で、もっとも心をくだいているのはどういうところですか?
村上さん:
そうですね。これは会社としての考え方でもあるのですが、基本的に建物という「器」を作っているという意識は持っていません。最終的には建物という形にはなりますけど、もっと大切なことは、建物や空間というよりも、“生活をつくる”ということでしょうね。

お客様の生活をどういうふうな形でつくっていくか。
かぁさトン:
“生活をつくる”とは?
村上さん:
実際、お客様の中で自分達の生活を大きく変えたいという人は、稀にしかいません。ほとんどの人は、今生活している生活パターンをもう少し快適になるようにと望まれています。

さらに、各ご家庭で時間帯にも違いがあります。夜勤の方もいらっしゃれば、平日がお休みの方、もちろんサラリーマンで通常の場合もあります。要するに生活のパターンがそれぞれ違うわけです。

その方たちに合った住空間づくりを重視しています。
かぁさトン:
お客様の生活パターンを意識した住まいづくりですね。
村上さん:
はい。それからお客様には個人的な趣味もありますから、その趣味を家の中にどうやって取り入れるか、そのための部屋をどうするかも大切な要素です。

とにかく、色々なパターンがたくさんありますよね。
かぁさトン:
これまでどんなものがありました?
村上さん:
例えば、カブトムシを飼育したいからそれ用の部屋が欲しいとか。その時は匂いと湿気の対策もしっかり行いましたが・・・。

他にも、かなり大きな熱帯魚を泳がせたいので、それ用の水槽を置きたいとか。その時は魚のためだけに4.5帖ほどの部屋を用意しましたね。(笑)

何かもったいないような気もしますけど、そのお客様の生活の一部としての部屋ですから、それがたとえ1帖でも、2帖でもいいんです。求められるものをどうやって家の中に作り込んでいくかっていうことの方が大切でしょうね。
かぁさトン:
まさに、「注文住宅」って感じですね。
村上さん:
家というのは、例えば、6帖の部屋、8帖の部屋、4畳半の部屋をただ組み合わせるだけで「注文住宅ですよ」というのでは、それは“注文住宅”とは言えないと考えています。

ですから、お客様が欲しい部屋、それがたとえ三角の部屋でも丸い部屋でもいいんです。それを私たちプロがどうやって家の中に作り込んでいくかが大切だと思いますね。広さだって、5.5帖でも、6.28帖でも大丈夫なんです。

実際、「外へ飲みに行くよりも、お友達を呼んで自宅で飲めたらいいな」というお客様の家に、おしゃれなバーカウンターをつくったこともありますしね。これもお客様の考え方次第ですよね。
かぁさトン:
お客様の要望や言葉に積極的に耳を傾けて、それに応える姿勢がうかがえますね。
村上さん:
お客様の住まいづくりですから、それは当然のことだと考えます。

それを、私たち建てる側の考え方を押しつけたり、工務店の勝手、建設会社の勝手でつくったり、「これはこういうもんですよ」なんていうことでは、決していけないと思っています。



“何もかも先に決めてしまわない”ことが、失敗しない家づくりのコツ

かぁさトン:
でも、お客様に合わせて、そのニーズを叶えていくとなると、当然気になるのは、コスト面と、打合せの負担ですよね。

コストについては、あとでお伺いするとして、打合せの負担についてはいかがお考えですか?
村上さん:
打合せはですね、非常に時間をかけて行っています。聞き取りや打合せなどは、当社の場合、他社さんよりずっと長いんじゃないでしょうか。

実際、かなり密にやっています。お客様のニーズや希望の聞き取りなどは、特に密に行います。
かぁさトン:
やはり、そうですよね。
村上さん:
ただし、最初から何もかも決めてしまわないっていうところも重要です。

平面図だけでは、いくら見ても実際のところは理解できない。模型も作りますが、模型も所詮は縮小版ですので、実際に使う場面に遭遇できるわけではありません。

図面や模型でイメージをつかんだら、工事中に、進み具合によって、お客様ご自身の目線の高さで打合せをするんです。
かぁさトン:
工事中の現場で打合せすることで、より実際に近い状況で、お客様も意思決定ができますね。出来上がってから、「やっぱりこうすればよかった」って後悔しても遅いですしね。

でも、そうすると、途中で費用が増えたり、最終的な料金が見えにくくなるのではないですか?
村上さん:
当社では、工事に入る前に詳細な見積もりを行います。一旦の意思決定であっても、しっかりとした見積書と明細書をご提示しています。

大雑把な、「坪単価いくら」のような出し方はしません。

この部屋には、この部材がいくつ必要で、単価がいくらなのかを細かく記載しますので、あとから部材を違うものに変更したとしても、「じゃぁ、これをこちらに変更しよう」という具合に、はっきり分かるようにしています。
かぁさトン:
変更があった場合も、お客様にはっきり情報を伝えられ、都度お客様が納得していただけるようになっているということですね。
村上さん:
そうです。変更内容は、文書でしっかり残すことも忘れません。お互いトラブルが無いよう、確認は怠らないよう、心がけています。
かぁさトン:
確かに、先に全部決めていると工事としては楽ですよね。決めた通りに作業を進めていけばよいわけですから。
村上さん:
そのとおりですね。先に決めたとおりに、どんどんつくっていけるのであれば楽ですけど、それは一方的に会社の都合ですよね。

でも、お客様はそうはいかない。

出来上がったものを、やり直すのには、大変な費用がかかります。できたものを壊して、またやり直すのですから・・・。

だから、できる前、つくる前に打合せをしていけばいいんです。打合せの手間はかかりますが、大工さんにとっても出来上がった後よりも、途中の方が結局は楽なんです。

この点は、私たち工務店側の考え方ひとつでしょうね。
かぁさトン:
我々消費者が、失敗しない住まいづくりを行うためには、工事途中の打合せであっても、手間を惜しまず行うことが重要だということがよくわかりました。



プロが教える“工務店選び”のポイント

かぁさトン:
それでは最後になりますが、これから住まいづくりを行う消費者のために、プロの目線で、工務店選びのポイントを教えていただけますか?

何を基準にして、どう選べば良いのか。ぜひ教えて下さい。
村上さん:
そうですね。まず、一般的に私から見て、住宅雑誌やその他媒体に積極的に情報を公開している会社というのは、ある程度の基準と言うのはクリアしていると思います。

例えば、耐震性能や、許可を得て工事を進めるための基本となる法的基準ですね。そこからもう一歩踏み込んだところの性能値を維持しているところは、各社によってバラバラです。

断熱などの性能についても各社の考え方に応じた基準がありますので、その点の差は当然あると思います。

ただ、最近では国の基準が段々厳しくなっていますし、借入に対する金利優遇などを使う場合は、その辺りの基準が細かく決まっているので、それを利用する際の性能のラインには、それほど大きな違いは出てこないと思います。
かぁさトン:
様々な媒体に情報を公開している工務店は、それだけ、基準をクリアしてきていると考えてよいということなのでしょうか?
村上さん:
全体としては、そう捉えてよいと思います。もちろん、中には「客欲しさ」に走っているものもないとは言い切れませんが。

でもやはり、直接話しをすることしかありません。話しをする中で、肌に合う、合わないをお客様にご判断いただくことが大切でしょう。

当社では、他社さんも色々見学されたり、お話をお聴きになることをおすすめしています。その中で、まずは信頼が置ける会社であるかどうかをお客様ご自身が判断されることだと思います。
かぁさトン:
確かにそのとおりですね。
村上さん:
工務店であれば、その会社の社長とお会いされることだと思います。

そして実際に住まいづくりに対する考え方を確認する中で、本当に私たち(お客様)のためにやろうとしてくれているのか、それともただ、会社として事務的に流れで対応しようとしているのかを見極めることが大切だと思います。

当社では、社員一人一人から現場の大工さんに至るまで、「お客様の家を、自分の家と思って仕事をするように」と指導しています。

この指針は、そのまま当社の社名「オーナーズ・ホーム」につながっています。当社の家には、たくさんのオーナーがいるわけです。
かぁさトン:
おおっ!最後に、見事にまとめていただきました。まずは、会って話しをすることが大切ですね。他社もしっかり確認し、自分達のニーズや要望をしっかり受け止めてくれる会社かどうかを判断することが大切ですね。

本当に分かりやすいお話し、ありがとうございました。




 
取材を終えて:

村上さんには、終始、わかりやすく丁寧にお答えいただきました。社員の方たちも自然で印象がよく、非常にアットホームな会社でした。

インタビューの途中にも、若いお客様がお子様連れで来社されており、ご夫婦が打合せされている際、女性のスタッフが子供たちと楽しそうに遊んでいる姿は、この会社の雰囲気をそのまま表しているようで、非常に印象的でした。


なんだか、気持ちもほっこり。

みなさん、住まいの匠、村上さんと株式会社オーナーズ・ホームさんをよろしくお願いします!!
   

質問大好き かぁさトン




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